top of page


天然サツキマス
結の舟
かつて、この町で「川マス」と呼ばれた魚がいます
その正体は 山岳渓流の代表種
アマゴの “降海型” です
天然サツキマス
高級希少魚

皐月の花が咲く季節
伊勢湾から 故郷を目指して遡上してくるこの魚は
広く「サツキマス」の名称で知られるようになりました
そんな現在でも 中央卸売市場における取引伝票には
「カワマス」の魚名で印字がなされます

令和の現状
《 天然サツキマスの水揚げ数量:年間およそ20尾 》
サツキマスはアマゴ(シラメ)時代に山岳渓流から海へと降下し
一定期間を海域で過ごした後、産卵に向けて故郷の川を遡上します
このときの個体名が「サツキマス」です
つまり サツキマスは回遊魚です
私たちは川の中流域において定置漁法の「すば網漁」および
流し網の「トロ流し」漁法で遡上してくるサツキマスを狙います
なお 中流域で水揚げできるのは
その名の如く 皐月の花が咲く季節だけです
天然サツキマス


令和6年5月
568g


令和6年5月
564g

